元々、食の細いすずらんですが、先々週辺りから食欲が著しく減退…
先週火曜、2月下旬に市内に開院したばかりの病院に行ってみる事にしました。
当初は異物の誤飲を疑っていた私ですが、特に吐く事もなかったので???
まずはレントゲンにて異物がありそうかどうかを診て頂きましたが、金属でない限りは白とも黒とも???
それで、バリウム検査をしたところ、胃と十二指腸辺りに若干バリウムの流れが悪いところが確認出来るものの、こちらも白とも黒とも???
そちらの病院には、まだ内視鏡の準備が整っていなくて、翌日別の病院で内視鏡検査を受けました。
異物なし!!
ここまでは良かったのですが、何と胃潰瘍である事が判明!!
バリウムの流れが悪かったのは、胃が荒れていたからです。
そこで、何故に胃潰瘍になったのか?
生活面ではいつもと変わった事はしておらず、ストレス性ではない…
次、腎臓・肝臓の問題?
こちら、血液検査ではバッチリ良い数値なので問題があるとは考えにくい…
次、癌・腫瘍?
年齢的に考えて、可能性は極めて低い…
次、食物アレルギー?もしくは寄生虫?
一番、可能性が高いものから消去法にて治療中です。
食物アレルギーについては、かなり以前に記事を書いた記憶もあるのですが、長く同じ食べ物を毎日接種していると起こるタイプのもの。
人間の花粉症と同じメカニズムで、抗体が溢れ出すと言うやつです。
ただ、3日間ステロイドを投与しても食欲が戻らず、食物アレルギーでない可能性も出て来ています。
寄生虫に関しては、外に出る子(出ない子はいないと思いますが)は常に感染する恐れがあります。
ただ、1度や2度の検便では虫卵を確認出来ない事も多いそうで、しつこく、しつこく何度も何度も検便をした方が良いそうです。
一般的な回虫は勿論ですが、カエルやヘビを食べて(流石にヘビは食べないでしょうね・笑)感染する、マンソン裂頭条虫症も注意が必要です。
犬舎の子達も、カエルが出没する季節になると運動場に迷い込んで来るカエルをオモチャにしようとします。
草むらや芝生・河川敷などで遊ばせる時は、カエルを食べたり咥えたりしないよう注意が必要です。
マンソンの方はフィラリア薬では落ちないとの事です。
そうは言っても、何かしらの症状が出ない限り、しつこく、しつこく何度も何度も検便をする飼い主なんていませんからね…(笑)
あと3日、ステロイドを投与して食欲が戻るかどうか…です。
念のため、この3日間は食物アレルギー用の処方食も試してみる事に。
もっと面倒なのは、食物じゃない別の物へのアレルギー…
それは、すずらんが過ごしている室内にある物全てが対象だそうです。
これを言われちゃ~頭を抱えるしかありません(^_^;)
どっちにしても、ステロイドで改善しないと言うのは???なのです。
体質的にもっと日数が掛かるのか…
実に9ヶ月ぶりにショーに行ける!!と、楽しみにしていた本部展…
この体調では連れて行くのも置いて行くのも心配なので、またしても留守番になりそうな予感…
ちなみに…
犬の場合は人間と違い、精神的なストレスで胃潰瘍になる事は珍しいようです。
突発的に怖い思いをしたり、寂しい思いをしてストレスを感じても、人間のように何かに悩んだり、先の事を心配したり、長期間クヨクヨと考え込んだりする事がないからかと…
犬の胃潰瘍の多くが、腎臓や肝臓などの内蔵疾患や、長期に渡る投薬などで起きる事が多いようです。
早く元気にな~れ!!
ただでさえ食が細いのに、これを機に更に食が細くなる事が心配…な、私…