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入試も終わり…

ホッと息をついたのも束の間…
昨日の夕方、思いもかけない事を聞かされた…



ローレン、病理検査の結果、癌だった。
それも、良性の肛門周囲腺腫の再発予防の為に切除した睾丸から見つかった。
精巣癌だ…
先生が切除の際に変質があったからと、袋まで取ってくれたのは正解だった。
既に骨盤内に転移の可能性はあるが、そうでなくても1年〜1年半で再発する可能性が大きいとの検査結果だった。
胸の大きなデキ物はただの脂肪腫だったが、先生も今までに見た事のない形状だったと…



気になるのは、今回開腹手術を避けた為にいまだに体内に残っているもう一つの睾丸だそうだ。
そっちも腫瘍化している可能性が高い。
その場合、大きくなると女性ホルモンを放出し骨髄で血液を作り出す事を制御してしまうらしく、重度の貧血を起こし易くなると言う…
今後、手術が必要でも麻酔での体力低下で、癌細胞が一気に増殖する事もあると言う…
今後は益々慎重に、体調の変化を見ていないといけない。
ローレンの年齢を考えると、転移もしくは再発が先か、静かに寿命を迎えるのが先か微妙な所だと先生もおっしゃっていた。
抜糸をしてやっと楽になれると思っていたが、重苦しい気持ちで帰って来た。



ただ、何の前触れもなく突然逝かれるのと違い、その時々で出来る限りの治療はしてやれる。
ミミの時のように、何もしてやれなかったと言う後悔だけはしなくて済むよう、慎重に冷静に判断して行こうと思う…
先生のアドバイスは重要だが、最終的にはオーナーが決断しないといけなくなる。
癌となれば、決断までに時間を取る訳には行かない。
苦渋の選択を迫られず、ローレンの今後が静かに過ぎて行くよう祈るばかりです。


by whippetsyndrome | 2006-03-10 05:46 | ペット